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<<   作成日時 : 2006/09/26 01:32   >>

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僕は知的障害者の施設で彼ら(知的障害者)と一緒に生活の一部を共にしている。要するに働かせてもらってる。

先日、一時預かりのお子さんのお母さんから、「ウチの子は、発作があるので、目が離せないんです。目を離さないようにしてください」というお願いをされた。

うちの施設のシステム上、それは無理な話で、1人で4人の人を見たり(夜なんかだと一人で30人とかもあるんだけど…)することもあり、その上、お迎えにきた保護者とやりとりしたりと…必ず目は離れる。

もちろん、誰か人を呼ぶことも可能かもしれない。が、呼べない。皆、それぞれに仕事をしており、どこかが手厚くなれば、どこかが手薄になるからだ。

話は戻って、まぁ、そういうお願いをされたので、可能な限り、目を離さないようにはしていた。そのかわり、他のお子さんらへの目は離れることになったが…(もちろん、その他のお子さんらにも発作があったりする)。

そして、今日も、同じようなことをお願いされたので、「システム上無理があります。僕たちも工夫してやってるんですが、限界があります」のようなことを(実際にはもっときちんと現状をお話させていただいたが)言った。


このお母さん、悪い人じゃないんです。いい人なんです。ただ、ちょっと自分の息子への愛が強すぎるだけで…執着になってしまっているだけなんです。

執着してしまっているから、他に目がいかない。いっていたとしても、(無意識に)見ないようにしてしまう。

自分の息子に職員がかかりきりになれば、当然他の子供は放置されるって事実に。

(因みにうちの施設は、「大人向け」施設なんですが、最近いろいろあって、少数のティーンも受け入れている)

因みに、学校では、一人きりのクラスに、二人の屈強な担任がついているという…。確かにそれなら、目は離れないかも(^^♪


そして、冷静な他人である僕からすると…そのこと(母親の執着)によって被害を被るのはなんのことはない、自分の息子本人であるということがよく分かる。

実は、僕からすると、かなり能力を秘めているというか…可能性があるお子さんなんだけど…少しばかし保護が強いために、その能力が発芽できないでいる。


一応、言っておくが、僕は、このお母さんを非難したいわけではない。というか、むしろ個人的にはとても感謝している。

少しフォローしておくと…

実際、すごいと思うよ。ものすごい苦労とか努力とかあったろうし、偏見の目にもさらされたであろうし(他人だけじゃなく、身内にも)、そりゃあもう大変だったと思う。

にもかかわらず、投げ出さず、大切に大切に育てている。(兄弟もいるし)

その上、ものすごい愛情まで注いでいる。

すごいことだ。

ただ、愛が強すぎて、少し、視野が狭くなっているだけのこと。

大した問題ではない。


ただ、もっと素晴らしい世界があるってことに気づいてほしい。

ただ、それに気づくかどうか、そしてその後、それを受け入れるかどうか、

それはお母さん次第。僕も機会があったら、お母さんともっと話してみたいと

思うのだけれど、どうだろうか…、今日のところは深い話もできなかったし…。


んー、今日も、いい一日だったなぁ。最近なにかと収穫が多い。

先日、お母さんにお願い(苦情ね)をされた時、少し反発する気持ちが湧いたのだけど

今日、お母さんのことが、前より好きになったし、感謝もしている。いや、マジで。

なんで感謝してるかっていうと…僕にもそういうところあるよな…っていうのが

おかげで見えたから。だから、ありがたい。


あと、彼らが、ショッピングセンターの屋上の駐車場でめちゃくちゃやってくれたおかげで

素晴らしい夕日を今日もまた、見ることができた…。ほんとにキレイだった。

最近、タイミングよく夕日が見られるなぁ。とってもキレイ。おすすめです。


どうもありがとう♪

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
目を離さないでください…はい、それ 私も言いました。でもずっと目を離すな!という意味ではなく、なるべく…ってことで。(^^ゞ だって、母である私だって、目を離すときはあるし、怪我だっていっぱいさせる。だけど、不安だからそう言っちゃう。
 ウチもよく怪我して帰ってくる。申し訳ありませんって言われますが、私は一度も文句は言いません。治る怪我なら良いです!って。そのくらいじゃないと障害児の母は、やってられないもん。
 私も昔は不安で不安で毎晩息子が怪我したりいなくなったりする夢見てたもん。ところが、いつのまにかそんな夢は減りまして…。自信がついたのかな?私の子供は、大丈夫って。なんの根拠もないんですがね。いつかそのお母様も自信がつくと良いね。
キョン
2006/09/26 18:12
あのお母さんの真意はどうあれ、大切な大切な子どもさんを預けて(お任せして)いる施設や職員に文句(苦言)を言える勇気は素晴らしい!

うちの嫁さんも人質にとられて(笑)いるから保育園には言いたいことの半分も言えん!とよく嘆いていましたから…。

子どもさんが障害児だから、ではなく他人に自分の子どもをゆだねるには覚悟と責任がいること。もちろんそれは預かる側の私たちも同量の負担を負うことになりますが、そこからはじめて信頼や安心が生まれること、お母さんと一緒に俺らも学んでいきましょう。そんなことはユニさんはとっくに分かっていることでしょうが…私自身、最近制度に振り回されて、やれ「報酬単価が低い」「事業として成り立たない」みたいなことばかりを口にして自分が大好きな「仕事」をつまらなくしていましたもんでつい…。
茶味夫
2006/09/26 22:35
キョンさん>
そうですねぇ。「自信」まさしくそれですね(^^♪ 因みに、ごめんなさいね、きちんと書いてなかったんですが…このお母さん、「ほぼ100%目を離さないでほしい」というお願いなんです(^^♪ 僕が目を離したのは、8秒ほど(一応安全を確認した上でね)。他の職員が、そのお子さんと一緒にいて、(お母さんがお迎えにきたので)、「一歩前に出たら目を離さないで!」ってね(^^♪ ここまでくると喜劇的です。

でも程度の差こそあれ、目を離さないで、ってのはありますね。正直、離しちゃいますが(^^ゞ
ユニ
2006/09/26 23:00
茶味夫さん>
うーん。確かに。覚悟と責任がいりそうですね。身を切るような思いなんでしょうね。僕はそういう思いをして親御さんが預けておられるのを、大して想像することもなく、これまできたように思います。

そんないい加減な僕がこれまで働かせいただいたってのは、ほんとにもうそれだけで感謝ですね。本気でね。「大好きな「仕事」」って言えるのはスゴイですね。僕はどうなんだろうか? とまた自問自答してしまうなぁ。一つだけいえることは、彼らと出会えてほんとうに良かったと思うし、職員の皆さんについても同じ。って考えると幸せ者だなぁ、と思うね(^^♪
ユニ
2006/09/26 23:07
苦情をそんな風に受け止められるあなたがすごい!と今の私は思ってしまいます。
マンタ
URL
2006/09/28 22:25
マンタさん>
キレてないっすよ(笑) …ていうか自分にとって、損なことはしないってのが主義で、ネガティブな反応をすること自体、損だってのを知っているので、だんだんとそうできるようになってきただけです(^^♪ ただ、今回のことでも、やっぱり「反発心」はあったようで、今回の文章を見ても、それが表現されているなぁとつくづく思ってしまいました。

もっともっと楽に生きたいなぁ♪
ユニ
2006/09/28 22:37

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